日本ハム斎藤佑樹「肘以外は全部元気」精力的に練習「悠長なことは言ってられない」【NPB】
日本ハムの斎藤佑樹投手が5日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主練習を公開。スローイングは行わず、屋外でのランニングなどで汗を流した。
斎藤佑は昨季1軍での登板はなく、2軍調整中に右肘の靱帯(じんたい)を断裂した。復活を目指し現在は保存療法を選択。既に痛みはなく、週に一度は通院し経過を観察しながらリハビリに励んでいる。
「肘以外は全部元気なので」とランニングや握力のトレーニングに加え、これまでも故障の原因となってきた肩周りと股関節の柔軟性を取り戻すストレッチなども取り入れている。
具体的な復帰のめどは明かさなかったが、「今季中に1軍と言うと、そんな悠長なことはいってられない。早ければ早いほうが良い。とにかく戦力としてちゃんと復帰できるようにしたい」と引き締まった表情。「最高の結果としては、1軍のマウンドに立って、勝ち星を挙げてチームが優勝する。それを求めていきたい」とプロ11年目に向け力を込めた。