聖カタリナが選抜へ初練習 越智監督「いい報告を待ちたい」
第93回選抜高校野球大会(来年3月19日開幕予定)への出場を、ほぼ確実にしている聖カタリナ(愛媛)が5日、初練習を行った。
16年の創部からチームを率いる越智良平監督(39)は「やれることをやって、いい報告を待ちたい。初戦で力を出し切れるかどうかがカギになる」と、決意を新たに。この冬は持ち味である打撃の進化と、走塁面での課題解消をテーマに掲げている。
最速145キロを誇るエース右腕・桜井頼之介投手(2年)は「カタリナは打ち勝つ野球だが、点を取られたら返せないかもしれない。点を取られないように低めに集めていきたい」と、好投を誓う。練習前にはグラウンド近くの神社に初詣を行い、4番の川口翔大内野手(2年)がおみくじで大吉を引く“吉兆”もあった。春夏通じて初の甲子園へ、全力で突き進む。