青学大・森は重量挙げ世界王者と合同トレで刺激 最速151キロ右腕
今春に14年秋以来となる東都大学野球リーグ1部へ復帰する青学大が5日、相模原市内の同大学グラウンドで始動した。今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の森圭名投手(3年・富山第一)は年末年始の帰省中、重量挙げ109キロ超級・村上英士朗と合同自主トレを敢行。異なる競技で活躍する選手に刺激され、球質で“世界一の直球”を目指すことを誓った。
世界レベルの実力を目の当たりにした。故郷・富山に戻っていた年明け3日、知人を介して村上との合同練習が実現。19年W杯王者にウエートトレーニングを学んだ。約2時間の“コラボ”ながら、「新しい発見ばかりだった。それ以上の時間になった」と感激。東京五輪を目指す同郷のアスリートが実践するメソッドを吸収した。
屈強な肉体を身につけ、最速155キロへの到達をうかがう。現時点では大卒プロ入りが目標。7校で争われる今春の東都1部では「全カード1勝ずつしたい」とエースの自覚を胸に、結果も求めていく。