日本ハム・栗山監督、斎藤佑樹に忠告「絶対にぶれるなよ」
日本ハムの栗山英樹監督が9日、スタッフ会議に出席するため千葉・鎌ケ谷の球団施設を訪れた。グラウンドでは右肘故障から復活を目指す斎藤佑樹投手と会話を交わし、「1軍で投げるために野球をやっているんだから、みんな。待っているから、帰ってこいよと伝えた」と右腕を鼓舞したことを明かした。
靱帯(じんたい)を断裂している右肘の回復具合についても報告を受けた。「なんか良くなっているよ。(斎藤佑は)うれしそうだったよね」と患部の状態が分かる画像を栗山監督自身も確認し、安どした様子だった。
一方で、今後のリハビリを見据え「思った通りすべて良くなると思うな」とも忠告したという。「リハビリ中は本当に(状態が)行ったり来たりする。絶対に(気持ちが)ブレるなよと」と背番号1が、復帰にかける熱意を体現してくれることを期待した。