ソフトバンク、キューバ人右腕ロドリゲスと育成契約 第2のモイネロを期待【NPB】
ソフトバンクは10日、キューバ人右腕のアンディ・ロドリゲス投手(22)を育成選手契約で獲得したと発表した。背番号は「140」で、年俸は1000万円。(金額は推定)
ロドリゲスは国内リーグで過去3年プレーし、主にリリーフとして活躍。20年シーズンは28試合に登板、5勝3敗11セーブ、防御率1・94の成績を残した。
ソフトバンクの編成育成本部・永井本部長は「150キロ後半の速球を投げる。日本の野球に慣れていってくれれば」と話した。
また、ロドリゲスは球団を通じて「ソフトバンクホークスと契約することが決まり、すごく嬉しいです。これからもっと投球術などを学び、素晴らしい投手になれるように頑張ります。初めての海外プロ野球でプレーする事は自分自身にとっても素晴らしい経験になると思います」と意気込み、さらに「チームメートにデスパイネ、グラシアル、モイネロの3人のキューバ人選手がいることはすごく心強いです。キューバの先輩たちに日本野球、文化などを教えてもらい、彼らと一緒にソフトバンクの優勝に貢献できるように頑張ります」とコメントを寄せた。
昨季、最優秀中継ぎに輝いたモイネロも、来日時は育成選手だった。「第2のモイネロ」として期待がかかる。