西武・育成ドラ3宮本、俊足生かして“レオの周東”になる
西武の育成ドラフト3位・宮本ジョセフ拳外野手(21)=名古屋学院大=が11日、新人合同自主トレで自慢のスピードをアピールした。50メートル走の自己ベストは5秒9。この日の100メートル走でも存在感を発揮した俊足で育成からはい上がり、獅子版の周東(ソフトバンク)を目指す。
「スピードはもちろんだけど、野球はスタートが大事。加速は自信があるので、まずはスタート。3歩目までが課題なので」。昨季50盗塁でパ・リーグ盗塁王に輝いた周東、同3位の23盗塁を記録した和田(ロッテ)も“足芸”で育成から大ブレークを果たした。
父はガーナ出身でグラブには日本とガーナの国旗を刻んだ。「けがなく全力で楽しくやっていきたい」。明るい性格で新人選手のムードメーカーにもなっている。