日本プロ野球選手会とネット大学managaraがセカンドキャリアに関する協定締結
一般社団法人日本プロ野球選手会(理事長・松田宣浩)とネットの大学managara(新潟産業大学 経済学部 経済経営学科 通信教育課程、学長・星野三喜夫)は13日、「プロ野球選手のセカンドキャリアに係る特待生制度」に関する協定を締結したと発表した。
この協定は元プロ野球選手を対象とし、年間授業料の免除によって学業を奨励する制度。プロ野球界で課題となっている引退選手のセカンドキャリアを支援するものだ。
松田は「人生100年時代という言葉をよく耳にする中で、プロ野球選手も引退後の長い人生を考えると、選手経験で鍛えられた能力を社会で生かすためにも学びは必要。今回、新潟産業大学とこのような仕組みを作れたことは、引退後の選手の選択の幅が増えるという意味で、本当に喜ばしく思います。制度を生かすよう選手に呼び掛けていきたいです」とコメントした。
推薦基準は(1)日本プロ野球選手会に所属する球団とプロ野球選手(育成選手を含む)として契約をした経験を有し、かつ日本プロ野球選手会が推薦する者。(2)高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者。(3)入学後、大学との協議の上で決定した諸活動に協力するものと定め、21年度は合格枠2名で希望者を募る予定だ。