巨人 菅野が日本球界史上最高年俸8億円で契約
巨人・菅野智之投手が14日、契約更改交渉を行い、日本球界史上最高年俸の8億円で更改した。(金額は推定)
昨年は6億5000万円で佐々木主浩(横浜)と並んでNPB日本人最高年俸だった。外国人選手を含めたNPB史上最高年俸は03、04年の巨人・ペタジーニの7億2000万円だったが、これを超えたことも明かした。
菅野は昨季開幕投手から13連勝をマークし、プロ野球新記録を樹立。14勝2敗、防御率1・97でリーグ2連覇に貢献した。オフにポスティングシステムによる大リーグ移籍を模索したが、熟考の末に残留を決断していた。
残留した要因は条件面や環境面などさまざまだったが、周囲からは批判的な声も上がった。米国などで報じられた金額について「出ていた金額は根も葉もない情報だった。それだけは言っておきたいなというのはあります」と訴え、「僕の中で今回、『お金で残ったのか』と言われてますが、お金のためにやっているわけではない。たとえお金で残ってもその人の価値観。そこに関しては」と強調した。
これまで自ら明かしてきた金額公表について、「金額を言ってもいいですが、ポスティングという形でいくのならどんな条件でもいけという声もあるが、判断するのは僕なので。僕の人生なので。アメリカの交渉した球団と内容を言えない部分はある」と語った。