【12球団ルーキー列伝】近鉄ドラ1高村100点満点!“ペーパー試験”新人全員合格
猛牛ルーキーに“ペーパー試験”が課せられた。近鉄のドラフト4位・中村紀洋(渋谷)ら新人選手がテストを受けたのは1992年の新人合同自主トレだった。
内容は、当時の立花コンディショニングコーチが講義した「メジャーリーグ式野球調整法」。合格ラインは100点満点中、70点以上。赤点の選手は仰木彬監督へ報告も…。片や、法大からドラフト1位で入団した高村祐は「大学時代に分厚い本も読んだから」と自信を見せていた。
藤井寺球場の選手サロンで実施されたテストは記述式全9問で制限時間30分。結果は、高村が100点満点のパーフェクト。高卒新人の中村紀ら他の選手も80点以上で見事に全員が合格ラインに達した。