ヤクルトのドラフト４位・元山飛優内野手（２２）＝東北福祉大＝が１４日、煉獄魂で心を燃やし、開幕ショートをつかみ取る覚悟を示した。漫画「鬼滅の刃」を全巻読破しているといい、映画「無限列車編」を見に行った際には、ある“金言”を授かったという。

　「煉獄さんに映画館で、『心を燃やせ』と言われたので、僕も燃やしています」

　元山のテーマカラーは赤だ。「（炎の呼吸の使い手である）煉獄さん意識です」と笑うが、大学３年時から赤を着用することで調子が上向きに。「神様にお願いする感じ」とプロでも験担ぎを行い、マスクやレギンスなどに赤色を取り入れた。

　また憧れの選手の一人だという先輩・川端モデルのバットも継続して使用していく。「川端さんのように率を残せる打者になりたいと思ってきた」とさらなる成長を誓う。

　「おこがましいが、最初からレギュラーを取るつもりで入ってきた」。無限の可能性を秘める元山が熱く、強く、心を燃やしていく。