楽天・浅村、五輪代表へ「結果残して選ばれるように」 開催には複雑な心情も【NPB】
楽天の浅村栄斗内野手(30)が15日、愛媛県内で西武・外崎らと行っている自主トレを公開。コロナ禍の影響で開催に懐疑的な意見もある東京五輪について「やりたいっていう気持ちも、出たいって気持ちも当然あるんですけど、全世界の問題なのでなんとも言えないですね」と複雑な胸の内を明かした。
五輪が1年延期となり、いまだ開催が不透明な見通しにも主砲は希望を捨てていない。「(コロナ禍が)1日でも早く落ち着いてもらって、1年でも早くできるように」
主軸として期待される一世一代の舞台がかすむ現状にも「こればかりは仕方がないこと。誰もが想像していなかった問題が出てきた中なので」と受け止めながら、「結果を残して選ばれるように」と日の丸への強い思いを維持している。
五輪に向けて、まずは自チームでの活躍が欠かせない。12球団の現役選手では最長となる6年連続全試合出場に向け、現在は体幹と下半身に重点を置いて強化中。「キツすぎて動けないくらい筋肉痛なので、大体お風呂に行ってます」と、感染予防の観点から会食などを自粛した時間をセルフケアに当てる。
目標は例年同様、全試合出場&100打点。「石井監督を胴上げできるように」。チームでの飛躍が夢の舞台に通じると信じ、調整を進めていく。