ロッテ・清田、無期限謹慎…キャンプ不参加へ 昨年9月部外者との会食を虚偽説明【NPB】
ロッテは15日、昨年9月末に遠征先の札幌で禁止されていた部外者との外食を球団に報告せず、虚偽の報告をしていた清田育宏外野手(34)に対し、無期の謹慎処分を下したことを発表した。また、監督不行き届きとして、松本尚樹球団本部長(50)には厳重注意の処分を科した。
球団は清田の行動に対し、厳しい処分を科した。昨年9月、禁じられていた部外者と会食し、虚偽の説明をしていたことを写真週刊誌「FRIDAY」(電子版)が今月上旬に報じ、事実関係を確認。「部外者を含まない4人以内」の会食ルールに反する不適切な行動があったとし、無期限活動停止&自宅謹慎処分とした。
2月1日からのキャンプも参加させない方針で、球団は「日ごろよりご支援いただいているファンの皆さま、関係各位の期待を裏切る事態を招き、誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます。事態を重く受け止め、フロント、チーム教育を再度徹底し、信頼の回復できるよう努めてまいる所存でございます」とコメントを発表した。
問題となった札幌遠征後の10月上旬に、1軍の8選手を含む計14人が新型コロナウイルスに集団感染していることが判明。清田も陽性と判定されていたが、当時はルールを破った選手はいないと公表していた。
清田は球団を通じ「この度は私の軽率な行動により、多大なるご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げます。私の行った行為は決して許されるものではないと理解しております」と謝罪。その上で「真摯(しんし)に受け止め、自分の行為を深く反省し、また皆さまに応援してもらえるような選手となれるように自分と向き合っていく所存です」と語った。