ロッテ育成2位・小沼 阪神と“対戦”していた キャンプで打撃投手バイト【NPB】
ロッテの育成ドラフト2位・小沼健太投手(22)=BC茨城=が16日、ロッテ浦和での新人合同自主トレ後、オンライン取材に対応。19年からの2年間、阪神宜野座キャンプで打撃投手のアルバイトをしていたことを明かした。
当時のGMの紹介で実現したアルバイトで、背番号なしのユニホームですでに若虎相手に投げ込んでいた。近本や大山には「軽々と柵越えされてすごいなと思った」と振り返る。打席に立った北條や江越にはぶつけてしまうこともあったが「甲子園でタイガースを相手に投げたいです」と“恩返し”を夢見た。
投球の合間には藤川のブルペンもじっくり観察したという。「あの年で一番すごいボールを投げていた」。貴重な体験をプロ生活につなげる。