中日・大野雄 開幕広島戦&本拠地開幕巨人戦の両にらみ 10年ぶりのV奪還へ覚悟
中日・大野雄大投手(32)が17日、沖縄・北谷球場で自主トレを行った。竜の絶対的エースは今季開幕戦の広島戦(3月26日・マツダ)と、2カード目の本拠地開幕戦となる巨人戦(同26日・バンテリンドームナゴヤ)の両にらみで調整。どちらの大役を任されても、沢村賞左腕がチームをV奪回へと導く。
名実ともに開幕投手の筆頭候補だが「もちろん投げられることは見せていかなくてはいけない」と2年連続4度目の大役を視野に入れる一方、「あとはチームの方針です」と続けた。
「ジャイアンツを倒さなくてはいけないのは間違いなくて(登板は)去年より多くなるんじゃないかなと思います」。開幕2カード目、本拠地で王者を迎え撃つ一戦で今季初マウンドに上がる覚悟も示した。
「2月1日にブルペンで投げているところは見せたい。そこまでは1回くらいでいいかな」と話した大野雄。じっくりと牙を研ぎながら、10年ぶりのV奪還に挑む。