【12球団ルーキー列伝】西武“チャリトレ”恒例化 菊池雄星1分29秒16

 疲労で足がプルプルになり、転倒する菊池
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 西武では、もはや“チャリトレ”が恒例となっている。2002年から新人合同自主トレで競輪トレーニングを導入。埼玉県所沢市の西武園競輪場で実施され1000メートルのタイムトライアル形式で毎年ルーキーたちが下半身を鍛え上げている。

 09年度ドラフト1位で現・マリナーズの菊池雄星(花巻東)は1分29秒16を計測。新人選手では05年に星秀和がマークした1分26秒25が最も速いタイムとされている。当初は、車体を安定させるのに苦戦する選手も。現役競輪選手が指導役を務めるなど本格的だ。

 昨年、楽天で最多勝のタイトルを獲得した涌井秀章のタイムは1分32秒。2年目以降も“競輪トレ”を継続するなど、主力選手の間でも“恒例化”している。

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