ヤクルト・高津臣吾監督（５２）が１８日、開幕投手最有力候補に小川泰弘投手（３０）を挙げた。指揮官は「第一候補であることは間違いない」と断言。これからチーム内の競争で最終決定をしていくが、「そこ（開幕投手）の位置に一番近いのが小川」と話した。
残留こそが、一番の“補強”となった。小川は昨季５年ぶりの２桁勝利を挙げ、ノーヒットノーランも達成したチーム勝ち頭だ。昨季は復活の兆しを見せ、小川自身も「しっかり準備したい」と早くも意気込む。
今季の開幕は、３月２６日の阪神戦（神宮）。高津監督は「一番勝つチャンスがあるべき人が投げるべき」と、かねてから条件を出していた。最下位からの巻き返しに、開幕ダッシュは欠かせない。
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