西武・源田 ノーエラーで4度目GG賞獲る!広島・菊池涼に触発「僕も目指したい」
西武の源田壮亮内野手(27)が19日、遊撃手では初の無失策でのゴールデングラブ(GG)賞に照準を合わせた。昨季は広島・菊池涼が二塁手では初めてシーズン守備率10割でGG賞を受賞。「『僕もノーエラーで』という気持ちが初めて芽生えた」と決意した。
昨季はリーグ3位の守備率9割8分3厘(9失策)で3年連続3度目のGG賞に輝いたが、菊池涼の快挙には奮い立った。「正直、二遊間で1年間ノーエラーは不可能だと思っていた。菊池さんから『できるんだ』と希望をもらった。僕も目指したい」と強調した。
コロナ禍の今年は所沢の球団施設で中村らと自主トレ。この日はテニスボールを使ったハンドリング練習やマシン打撃などを公開し「(昨季は)もったいない送球エラーが多かった。一塁手が捕りやすいワンバウンド(の送球)の練習もしている」と明かした。
4年連続となれば西武の遊撃手では歴代最長。「守備は一番のアピールポイント。ずっと取り続けたい」。名手が遊撃手史上初の守備率10割へ突き進む。