プロ野球8球団が沖縄キャンプを無観客開催へ 政府と県の緊急事態宣言解除まで
プロ野球の8球団が沖縄県内で行う春季キャンプを無観客で行うことになった。各球団が20日、発表した。
沖縄県の玉城デニー知事の要請を受けての措置としており、政府による緊急事態宣言と、沖縄県の緊急事態宣言の双方が解除されるまで、無観客で行われる。
この措置をとることを確認したのは、楽天、日本ハム、ロッテ、ヤクルト、DeNA、中日、阪神、広島(順不動)。
観客を迎え入れる判断については、例えば楽天は「沖縄県及び受け入れ自治体である金武町、うるま市とご相談させていただきながら、改めて検討する」としている。また、感染予防策については、監督・選手らスタッフ全員が出発前にPCR検査を受け、沖縄入りまで72時間以内の陰性を確認した上で移動するという。不要不急の外出自粛、定期的なPCR検査受検も徹底するとしている。
広島もPCR検査による陰性を確認した上でキャンプ地で移動することを発表するなど、それぞれに対策をとった上でキャンプを行う方針を示している。