法大・加藤監督、大島助監督の新体制が就任会見 昨季5位からの巻き返しへ

 東京六大学野球リーグの法大が21日、1月から新体制となった加藤重雄監督と元近鉄、オリックス、楽天の大島公一助監督の就任会見をオンラインで開いた。コロナ禍で川崎市内の同大学グラウンドを使った全体練習は15日からスタート。ともにOBで、昨季5位からの巻き返しへ向けて尽力していくことを誓った。

 新指揮官は4年生中心の投手陣に自信を持ちつつ、エース兼主将で今秋ドラフト候補の三浦銀二投手(3年・福岡大大濠)に期待した。ルーキーイヤーの17年は春秋合わせて15試合の登板で5勝を挙げたが、昨年は0勝。「彼に一本立ちしてほしい。1年生のときのピッチングをもう一度、復活させてほしい」と大役を任せた。

 同じタイミングで指導に加わった大島助監督の存在も頼もしい。NPB通算1088安打と実績十分。「持っているものをすべて惜しみなく学生に伝えてほしい」と全幅の信頼を寄せれば、プロの世界を知る新助監督も「本当に光栄。重い責任を感じている」と気を引き締めた。

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