DH制実現せず…巨人・山口オーナー「残念」 継続して「提案を続けていきたい」
巨人は22日、都内でスタッフミーティングを開いた。山口寿一オーナーがリモート取材に対応。19日のセ・リーグ理事会で巨人は、期間限定の暫定的な今季のDH制導入を再提案したが、見送られたことを残念がった。選手の負担軽減や試合価値の向上、育成強化などの観点からリーグに提案してきたが、他球団から反対されて見送られた。
山口オーナーは「率直に言って残念ですね。たとえ期間限定でも暫定的なDH制導入がプラスになると確信してご提案していた。それが実現できなかったことは残念」と話した。ただ、「可能性がなくなったというわけではない。引き続き巨人軍としては提案を続けていきたい」と方針を示した。
巨人は、昨年12月14日の同理事会で山口オーナー名で、21年シーズン限定の暫定的なDH制導入の検討をお願いする文書を提出していた。