期待のドラ1、新助っ人の能力どう決まる?コロナ禍が「パワプロ」の新選手査定に影響

 株式会社コナミデジタルエンタテイメントの野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」と「プロ野球スピリッツ」シリーズ。新型コロナ禍はゲーム界に「巣ごもり需要」を生んだが、「パワプロ」「プロスピ」では新人選手の作成などに影響が出ているという。「パワプロ」シリーズのシニアプロデューサー・森博信氏、「プロスピ」シリーズのプロデューサー・山口剛氏に話を聞いた。

  ◇  ◇

 コロナ禍によるスカウティングの難しさは、現実の球界同様だ。昨年は春夏の甲子園などが中止となったことから、山口氏は「例年に比べて情報は少なくなっている」と説明。そのためゲームに登場する新人の能力データは、一昨年の公式戦成績などがベースになってくるという。

 その上で「こういった結果をアマチュア時代に残した選手は最終的にはこうとか、予想データを基に作ります」と長年蓄積された“ノウハウ”を生かした形となるようだ。

 阪神ドラ1・佐藤輝など大型新人では「佐藤選手はファンの期待値が非常に高いと思う。そういった(期待値込みの)データになる」とし、新外国人に関して森氏は「海外リーグでのプレー映像、記事も参考にします」とした。

 一方で“巣ごもり需要”からユーザーは増加。ゲームは野球とファンをつなぐ役割も担う。「プロ野球を感じたいと思われている方が大勢いると感じる」と山口氏。森氏も「プロ野球とともに楽しんでいただくコンテンツとしたい」と話した。

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