楽天・松井 マー君直伝配球で守護神復活だ!高め直球で「フライボール革命」に対抗【NPB】

 楽天の松井裕樹投手(25)が24日、楽天生命パーク宮城で自主トレを公開した。ヤンキースをFAとなった田中将大投手(32)らと今オフも自主トレを行った左腕。マー君直伝のメジャー流配球術で守護神復活を狙う。

 約3週間に及ぶ“マー塾”では、右腕から金言を授かった。「ストライクゾーンの高めで、フルで勝負していくっていう配球もありなんじゃない?と言ってもらって…」。高めの強い直球で打者をねじ伏せるのは近年メジャーのトレンド。ボールをアッパー気味のスイングですくい上げて長打を狙う「フライボール革命」に対抗して生まれた配球術だ。

 「日本でも強くスイングしていくバッターが増えてきている」と語った松井。狙って高めに強い直球を投げ込むため、キャンプでは「投げたいところに投げれるようにする」と制球力向上を目指す。

 一方で去就が注目される田中については「チームメートになって学べることも多くなる。そうなればうれしいですし、楽しみですね」とコメント。これまで右腕から多くの教えを受けてきたからこその期待感を口にした。

 この日はブルペン入りし、立ち投げで30球。“師匠”の助言も胸に、今季から再び最終回のマウンドに立つ。

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