高校生の今秋ドラフト候補 市和歌山・小園、大阪桐蔭・松浦、関戸ら投手豊作
2021年のドラフトは、高校生だけじゃない!豊作と言われる今年のドラフト戦線。現時点でNPBの球団から上位候補として名前が挙がるのは、市和歌山・小園や高知・森木、大阪桐蔭の関戸&松浦など高校生投手ばかりだが、大学、社会人にも逸材はいる。その中から今回は1位候補として、今秋のドラフトの中心になる可能性がある3投手を紹介する。
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高校生のドラフト候補は西日本の投手にタレントが集結している。最速152キロ右腕の市和歌山・小園健太投手(2年)や、大阪桐蔭・松浦慶斗投手と関戸康介投手(いずれも2年)の左右二枚看板は今春センバツ出場が確実。中3時に軟式球で150キロを計測した高知・森木大智投手(2年)は今春センバツ出場が絶望的だが、最後の夏に気持ちを切り替えている。
東日本には2年夏の公式戦で150キロの大台に到達したノースアジア大明桜・風間球打投手(2年)、最速148キロ左腕の横浜・金井慎之介投手(2年)が春以降のブレークをうかがう。
野手は東西ともにスラッガーがそろう。中でも、高校通算43発の昌平・吉野創士外野手(2年)、同30発の智弁学園・前川右京外野手(2年)の注目度が高い。