楽天 長期戦でもマー君待つ!コンタクト継続、日本復帰傾けば即交渉へ【NPB】

 ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)について、古巣・楽天が継続してコンタクトを取っていることが26日、明らかになった。ただ、現時点では交渉や条件提示を行ってはおらず、本人の意思が日本球界復帰に傾いたときに、すぐさま交渉に移れるように連絡を取り合っている状態。球団はメジャーのFA市場の動向を鑑み、長期戦となっても右腕の決断を待つ構えだ。

 球団幹部によると、以前から田中サイドとは連絡を取り続けており、日本球界の現状などを伝えている段階だという。

 ただ、現時点では「交渉や条件提示をしてるわけではない」と右腕の決断を待っている状況。球団は田中がメジャー残留か、日本球界復帰か、どちらでプレーするか気持ちが固まっていない中でのオファーは現時点ではしないという方針だ。仮に日本球界復帰へ右腕の気持ちが傾いたときに、迅速な対応ができるよう、パイプラインを維持している。

 一方で、今オフもメジャーのFA市場の動向は遅い。1番の目玉投手であるバウアーや、オドリッジ、ウォーカーなど有力投手の去就も決まっていない。これらの投手の去就が決まってから、メジャー球団が田中の獲得に乗り出す可能性もあり、右腕が決断を下す時期はいまだ不透明だ。

 楽天側は、これまでチームに多大な貢献をしてきた田中に対して最大限、意思を尊重する構え。明確なリミットを設けることなく、元・絶対的エースの決断を待つという。

 昨季は先発投手陣の防御率が4・26でリーグワーストに沈んだ楽天。2013年以来のV奪回へ-。マー君が救世主となり得るのか、注目が集まる。

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