広島・黒田は日本復帰2年目にV貢献 マー君も同じ8年ぶりNPB
日本球界8年ぶりの復帰を果たした楽天・田中だが、同じヤンキースに所属経験がある黒田博樹がMLBからNPBに復帰したのも8年ぶりだった。
黒田は2015年に1年契約の推定年俸4億円で広島復帰。背番号も2007年まで付けていた「15」に決定。40歳シーズンでの日本復帰だったが、最終的に11勝8敗、防御率2・55の成績を残した。
翌16年は推定年俸6億円で契約。7月には日米通算200勝を達成。日本復帰後2年連続での2桁勝利(10勝8敗)もマーク。40代2年連続2桁勝利は史上3人目。球団25年ぶりの優勝にも大きく貢献し、緒方監督、新井とともに胴上げされた。
優勝を花道に16年限りで現役引退。復帰2年で50試合21勝16敗、防御率2・81。広島は背番号「15」を永久欠番にすると発表した。
ちなみに黒田以前に、佐々木主浩は推定年俸6億5000万円で04年に日本球界復帰。横浜(現DeNA)で05年までプレーした。