巨人・坂本 マー君と真剣勝負熱望「刺激になる」小学生時代のバッテリー
ヤンキースからFAとなった田中将大投手(32)が28日、8年ぶりに楽天に復帰した。バリバリのメジャーリーガー、しかもヤンキースのエースを務めた右腕が日本のマウンドに戻ってくることが決まり、早くも球界関係者が沸いている。
巨人・坂本勇人内野手(32)は日本球界復帰が決まった田中との真剣勝負を熱望した。小学生時代に兵庫県伊丹市の「昆陽里タイガース」でバッテリーも組んだ盟友。「対戦できることを励みにこれからも頑張ります」と闘志を燃やした。
飛び込んできたビッグニュース。球団を通じ「日本球界にとってすごく明るいニュースで、将大の投球をまた見られることにワクワクしています」とコメントを寄せた。
ツインズ・前田、レッズ・秋山、ソフトバンク・柳田らの「88年世代」を代表する2人。「僕たちの世代を常に先頭で走ってくれている将大と、また同じステージでプレーできることを誇りに思い、刺激にもなります。本当にすごいことですね」。8年ぶりに戻ってくる右腕の存在が大きなモチベーションとなる。
楽天との交流戦は5月25日からの3連戦(東京ドーム)だ。田中との通算対戦成績は18打数5安打の打率・278、0本塁打、0打点。日米通算177勝を積み上げてきた右腕と、31歳10カ月という史上2番目の若さで通算2000安打を達成したスラッガーが、再び相まみえることになればファンとしても見逃せない。黄金世代最強の2人が2021年シーズンを熱く盛り上げていく。