関東王者の健大高崎は「今まで一番打力ある」初の全国制覇狙う
「選抜高校野球・選考委員会」(29日、大阪市内)
高崎健康福祉大高崎は2年連続5度目となる春切符の吉報が届いた。青柳博文監督(48)は選手たちに「県代表、関東代表として責任を持って、このような状況だけど、できることをしっかりやっていこう。おめでとう!」と言葉をかけた。
過去に甲子園でベスト4に進出した経験はあるが、「惜しいところで打力不足で負けていた」と振り返る。現在のチームには手応えをにじませ、「今までで一番打力があるチーム」と声を弾ませた。
コロナ禍で練習時間も短縮される中で小沢主将は「無駄な時間をなくした」と、限られた時間で必死に練習に取り組んだ。その姿は青柳監督の目にもしっかり納められており「個々もレベルアップしている。練習に取り組む姿も見てきた」とうなずいた。
初の日本一へ。全国屈指の打撃力を甲子園で見せつける。