日本ハム斎藤佑樹 楽天復帰マー君への思い語る「良いニュース」「戦えるステージに」【NPB】
「日本ハム2軍春季キャンプ」(1日、国頭)
日本ハム・斎藤佑樹投手が、キャンプ初日にブルペン入り。傾斜を使って投球練習を繰り返した。
昨季は1軍登板がなく、右肘の靱帯(じんたい)も断裂。まだ万全の状態とは程遠く、フォームを確認しながら復活への一歩を踏み出した。インターバルも取りながら軽めに約200球を投げたが、「ヨシッ」と声を上げるなど、充実の笑顔ものぞかせた。
練習後、取材に応じた右腕。現在の肘の状態については、「つながりかけている状態です。靱帯(じんたい)の機能を果たし始めている状態です」と順調に回復していることを明かした。
また、06年夏の甲子園決勝で投げ合った田中将大投手が楽天に復帰したことについても言及。「気持ちとしては野球ファンと同じ。野球界にとっては良いニュースだと思う。客観的に」としつつ「僕自身が今できることは、同じプロ野球選手として、戦えるステージに上がるということを意識してやるしかないので」と覚悟を語った。