日本ハム・清宮 稲葉監督が1次ロースター入り明言「本当ですか!?」【NPB】
「日本ハム春季キャンプ」(3日、名護)
東京五輪へ向け、大逆転選出なるか。日本ハムの清宮幸太郎内野手(21)が3日、侍ジャパンの1次ロースターに選出されていることが明らかになった。稲葉監督が名護を視察した際に「(候補に)入っています」と明言。夢の舞台に向け、背番号21が挑戦権を手にした。
居残りの特打を終え、周囲は真っ暗。クタクタになりながら宿舎に戻る清宮は、報道陣からその“知らせ”を初めて聞いた。「本当ですか?…何と言うんですかね」と驚きつつ、言葉を紡いだ。
「まだ全然、何の実績もないので…本当に期待していただいているんだなと感じます。もう4年目なので、何とか一つでも結果を残したい。名前を挙げてくださっている以上、結果を残したい」
3年目の昨季は自己最多の96試合に出場。シーズンを通して1軍でプレーしたが、打率・190、7本塁打、22打点。プロ入りからここまで思うような成績を残せていない。
1年目は右手首痛、2年目は秋に受けた右肘手術の影響でオフに練習を積めなかったが、今キャンプは万全の状態でキャンプイン。早出の特守や特打で猛練習に励んでいる。「本当に、自分をひたすらアピールしないといけない立場。やることは変わらない」と清宮。大言壮語はいらない。まずは結果を残す。