DeNA・今永 開幕絶望的…昨年10月左肩手術「現実的に期間は難しい」

 「DeNA2軍春季キャンプ」(4日、嘉手納)

 2年連続でDeNAの開幕投手を務めた今永昇太投手(27)が、2軍キャンプ地の嘉手納で開幕1軍が厳しい現状を明かした。昨年10月に左肩のクリーニング手術を受けており「手術を決めた段階で頭に入っていた。現実的に期間は難しいところはある」と地道にリハビリに励んでいく考えだ。

 この日は約30メートルの距離を取って、助走をつけながらのキャッチボール。練習中は時折、笑みを浮かべながら「今日が正直、一番良かったし、カメラがあると力が入って。6割くらいで投げようかと思ったが、6・785(割)まで上がっちゃった」。投げられる喜びを数字で表現した。

 仁志2軍監督からは「けがをしないように戻ることが大事」と助言を受け、フォームの見直しにも努めた。「けがをする前の100%の状態ではなく、120%の状態でローテーションピッチャーのボールをしっかり取り戻してやろうと思う」。ハマのエースは復活に向け、焦らずに階段を上っていく。

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