ヤクルト古田敦也臨時コーチ「手助けになれば」14年ぶり現場復帰【一問一答】
「ヤクルト春季キャンプ」(5日、浦添)
ヤクルトの臨時コーチを務める古田敦也氏(55)が指導初日を終えた。熱い言葉で語られた一部分を紹介する。一問一答は以下の通り。
-14年ぶりの現場復帰になる。
「もう14年前ですか。変わってないですね。同じこの球場でやっていたわけですし、このロッカーでやっていましたし。非常に居心地のよさは感じています」
-ブルペンでは中村に指導した。
「中村に指導していたというよりは、この投手だったらどうやって抑えるか、バッター岡本だったらどうする?って言いながら、やっていました。実際に投手に声は届いていないんだけど、捕手もイメージしながらね。もう少しスピードがあったらいいなとか、もう少し曲がる変化球があればいいなとか…ほしければリクエストもした方がいいし。この球じゃ無理だなって、レフトスタンドに消えたなっていう話をしていました(笑)」
-捕手への言葉は。
「今日もキャッチャーには技術的なことを指導しました。こういうこともできるんじゃないかとか、チャンスがあるんじゃないかとか。投手の信頼を得るためにはもっとこうやった方がいいぞとかいう話もしているので。今は4人いますけど、誰がレギュラーなのか僕もわからない。取りあえずお前たちで勝つんだぞっていう話をしているので、彼らもその気になってふがいないとは言われたくないでしょうから。その気になってやってくれると思います」
-気になった投手は。
「正直に言うと、誰がいいっていうよりもみんなまだまだ足りない部分が多いなと。僕に言わせると物足りないというか、まだ磨ききれていない。若くて非常に生きのいい選手がいるんだけど、もしかしたら磨き方がわかっていないかもしれないし。一流になんとかいけるような手助けになれればいいなと思いながら見てて、アドバイスしていこうと思います。まだまだ足りない部分があるのは結果が示していますから。ただみんなどうやったら成長できるかなってもがいているやつらはいっぱいいるので。アドバイスできたらいいです」