西武・辻監督 若獅子に喝「アピールが足りない」

 西武の辻発彦監督(62)が5日、アピール不足の若手に早くも「喝」だ。4日までの第1クールを振り返り、「若い野手もばかみたいなアピールが足りない。みんなおとなしい」と苦言を呈した。

 コロナ禍で無観客とあって、「声」は練習を盛り上げる重要な要素。宮崎・南郷のA班(1軍)キャンプにはドラフト4位の若林(駒大)、同6位のブランドン(東農大北海道オホーツク)、高卒2年目の川野らが参加しているが、まだまだ物足りないようだ。

 「遠慮があるのかもしれないけど、少しずつ慣れてチームに活気を与えてくれればいい。われわれも元気を出しながらやっていく」と辻監督。V奪回には欠かせない若手の台頭を促すため、自身を含めた首脳陣にも改めてハッパを掛けた形だ。

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