FAのロッテ・沢村が緊急渡米 大リーグ球団と交渉へ
海外FA権を行使したロッテの沢村拓一投手(32)が米大リーグとの交渉へ緊急渡米したことが5日、明らかになった。現地で代理人のジョン・ボックス氏らと連絡を取り合うとみられる。
沢村は昨年途中に巨人からトレード移籍後、22試合に登板。リリーフとして13ホールド、1セーブで防御率1・71をマーク。メジャーでも評価は高いが、恩義のあるロッテ残留も選択肢としている。
ロッテ・河合オーナー代行兼球団社長は今キャンプを視察中、「新しい背番号も用意してユニホームも作ってます。いつでも受け入れます」と、来季は巨人・沢村栄治がつけていた背番号14を提示し、残留ラブコールを送っていた。コロナ禍でメジャーのFA市場の動きが遅いことから、期限を設けず最終決断を待つ姿勢でいる。