ヤクルト 古田氏で活気「かかってこい村上!」打撃投手で174球の熱投

打撃投手を務めた古田臨時コーチ
ブルペン後に話をする古田臨時コーチと石川
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 「ヤクルト春季キャンプ」(6日、浦添)

 ヤクルトの古田臨時コーチが青木、村上、内川の打撃投手として奮闘した。

 「かかってこい村上!」と気合いを入れて投げ始め、見逃しには「入ったやろ!」と厳しいツッコミも。トータル174球の熱投で、村上と内川は4本の柵越え、青木は柵越えこそなかったが広角に快音を響かせた。

 現役時代は右肩痛に悩まされていた古田氏。青木によると、ロキソニン(痛み止め)をたくさん持っていて「これでいっぱい投げれるやろう」と言っていたという。カットボールは川上憲伸氏、チェンジアップは山本昌氏から投げ方を習得。制球良くボールを投げ、終了後は笑顔で帽子を掲げ、充実感もにじませた。

 午前中はブルペン捕手を務め、41歳の石川と14年ぶりのバッテリー復活。スライダーを後逸して「おれが捕れないなんて、すごいスライダーじゃないか!」と盛り上げるなど、古巣への愛着が強い55歳の“本気度”が際立っている。

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