ヤクルト・古田臨時コーチ 変化球予習も通用せず「簡単に青木に打ち返された」
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「ヤクルト春季キャンプ」(6日、浦添)
捕って、投げてと大ハッスルのキャンプを過ごした古田臨時コーチだったが、練習後には頭をかいた。
青木、内川、村上のランチ特打に、打撃投手として参戦した昼下がりのことだ。古田コーチは事前の“予習”として元中日・山本昌氏にチェンジアップを、同・川上憲伸氏にカットボールを、さらには伊藤智仁投手コーチに伝説の高速スライダーを伝授され、「これらを駆使して抑える」と意気込んだ。
174球の熱投をみせたが内川、村上には4本ずつの柵越えを許し、青木には広角に快音を響かせる結果に。練習後の古田コーチは「簡単に青木に打ち返されました」とし、「伊藤智からは『僕のスライダーって言わないでください』と。うまくいかないですね」と笑顔で振り返った。