阪神のスペシャルアシスタント（ＳＡ）を務める藤川球児氏が開設したＹｏｕＴｕｂｅチャンネル『藤川球児の真向勝負』で行われた清原和博氏とのスペシャル対談完結編が６日、公開された。球児氏からもう一度ドラフトで逆指名できるならどの球団か、と問われた清原氏は「阪神」と答えた。

　ＰＬ学園から西武に入団した清原氏は、１９９６年オフにＦＡ宣言し、巨人へ移籍した。その際、最大のライバル球団・阪神も獲得に名乗りを挙げ、当時の吉田義男監督から「タテジマを横ジマに変えても」と熱烈なラブコールを送られた。

　このエピソードを「本当だった」と明かした清原氏は、巨人のユニホームを着て臨んだ甲子園での阪神戦を「ビックリした」「特別なものがある」「『あと１球！』コールされたら振ってしまう」などと回顧し、虎党のすごさを熱弁。もしもドラフト会議で逆指名できるなら阪神にする理由を「（高校時代から）甲子園で育ったし、あの大歓声を受けてみたい。あの中でサヨナラヒットを打ちたい」と明かした。