DeNA・山崎、三浦監督の前で新球チェンジアップ披露 初めて捕手座らせ19球
「DeNA2軍春季キャンプ」(6日、嘉手納)
DeNA・山崎康晃投手(28)が2軍を視察に訪れた三浦監督の前で、今キャンプで初めて捕手を座らせて、背番号と同じ19球を投じた。投球の幅を広げるため、新球チェンジアップも投じた。
直球に加え、カーブやカットボールなど変化球も交え、実戦を想定して投げ込んだ。「僕自身の感覚としてはいいピッチングができた」とし、新球チェンジアップは「練習の中で質を上げていきたい球。自分自身でも楽しみにしているボール」とさらなる精度アップを誓った。使い方に関してはまだ決まっておらず「一番そこが見えたらいい」と続けた。
三浦監督は「一球一球丁寧に、自分なりに考えて投げていた」と評価したが、「(守護神の)ポジションを空けて待つことはないよ」と奮起に期待した。山崎自身も「自分のやるべきことをしっかりとやらないといけない」と完全復活に向けて自身と向き合う覚悟を示した。