ヤクルト・古田臨時コーチ、受けた!投げた!大ハッスル 石川と14年ぶりバッテリー

 「ヤクルト春季キャンプ」(6日、浦添)

 ヤクルトで臨時コーチを務める古田敦也氏(55)が、指導2日目も投げて、捕っての大ハッスルだ。ブルペンとグラウンドを行き来する大忙しぶりで、この日も8時間半に及ぶ熱血・古田塾を開講した。

 自身の引退試合以来、14年ぶりに石川とバッテリーを再結成。「(スライダーは)僕が捕れないくらいの球。自信を持ってやってくれていい」と、41歳左腕との34球の“会話”を楽しんだ。

 その後は白球を手にグラウンドへ。「かかってこい!!」と青木、村上らのランチ特打に打撃投手として緊急参戦し、174球の大熱投。現役時代は右肩痛に悩まされていたが、「これでいっぱい投げられるやろ!!」と今回は鎮痛薬をたくさん持参したという。

 先輩の熱い思いを、後輩たちはしっかり受け止めた。石川が「ルーキーの頃を思い出して。最高に幸せでした」と目尻を下げれば、「本当に貴重な時間」と青木。結果での恩返しを見据える。

 レジェンドのチーム愛は無限大だ。7日については「ノックしましょうかね、皆に疲れてもらいます」と地獄ノックを予告。捕って、投げて、今度は打つ-。古田臨時コーチが2年連続最下位のチームを叱咤(しった)し続ける。

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