ヤクルト村上がシート打撃で存在感 高津監督「できる範囲のところはフルで」
「ヤクルト春季キャンプ」(7日、浦添)
ヤクルトが、初めての実戦形式練習となるシート打撃を行った。
今季から新加入した内川が自ら志願して打席に立つなど、坂口らベテラン勢も参加したシート打撃。新型コロナウイルス感染により別メニュー調整だった村上も参加し、2打席2安打と存在感を見せた。
村上はまず大西から鋭い打球で二遊間を破ると、続く前楽天の育成・近藤に対しては、二塁強襲の当たりで右翼まで運んだ。見つめていた高津監督は「この2クールはちょっと抑えながら様子を見ようと。休み明け、状態を確認してからですけど、できる範囲のところはフルでやってもらいたい」と“完全復帰”を見据えた。
チームの4番として期待される若き主砲。村上は今月2日に21歳の誕生日を迎え、4番打者としての「成長」を誓っていた。