巨人 マウンドで即席“桑田塾” 桜井ら投手陣にマンツーマン指導
「巨人春季キャンプ」(7日、宮崎)
個別教室の“桑田塾”が連日の開講だ。巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が第2クール初日に続いて投球練習をチェック。この日ブルペン入りした桜井、高橋、大江、高梨へ、それぞれ個別でアドバイスを送った。
一人一人丁寧にマンツーマン指導を施していった。35球を投げた桜井に対しては捕手の後ろへ向かい、時折ボールの軌道を確認。“実習”が終わると、ともにマウンド上でしゃがみ込みながら、即席の“講義”をスタートさせた。
練習前に共有した“課題”は左肩の開きの早さだった。「今日の朝、ピッチングで自分の感じたことと、桑田さんの感じたことを話し合いました」と桜井。左足を着く位置を修正したことについて「『その感覚を忘れずにいこう』と(伝えられた)」と“及第点”を与えられたことも明かした。
“講師”としての自己管理にも余念がない。桑田コーチは選手が引き揚げたグラウンドに現れると、約30分の個人調整。一塁ベンチ前でのキャッチボールの後、右翼フェンス辺りでランニングやストレッチを入念にこなした。沖縄2次キャンプでの打撃投手登板を視野に、自身にも“レッスン”を続けていく。