前DeNA浜矢が茨城と契約 NPB復帰を目指してラミレス氏がサポート
前DeNAの浜矢広大投手が、BCリーグ・茨城アストロプラネッツと契約したことが8日、明らかとなった。
185センチの長身左腕で、楽天、DeNAで通算40試合に登板。昨年は登板機会なく、戦力外通告を受けた。
昨季限りで退任したDeNA前監督のアレックス・ラミレス氏が指導の下、浜矢のNPB復帰を目指す企画「Project SAIKI ~再輝~」も始動。ラミレス氏が指導する様子などを、YouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」で公開していく。
浜矢、ラミレス氏のコメントは以下の通り。
浜矢「昨年末に戦力外通告を受け、まだ1歳・2歳と幼い二人の子供たちに戦う姿を見せたい。と、現役にこだわることを決めました。トライアウトでは良いところを見せられませんでしたが、メキシコリーグからオファーをいただき、単身メキシコ行きを覚悟した中で今回のラミレスさんからのオファーをいただきました。本当にありがたい話ですし、ぜひトライしたい。と即答しました。昨年は1年間1軍で投げることが出来ず、プロでの7年間振り返ってもきっちり結果を出せていない。今回のプロジェクトで全てを掛けて、結果を突き詰め、頑張ります」
ラミレス氏「昨年トライアウトを見て、高いポテンシャルがありながら枠の兼ね合いで戦力外になった選手が多い事に気づきました。そういった選手を上手に指導できれば、NPBに復帰できたり、メジャーリーグで活躍することだってできる、と思ったのがこの企画をやろうとした始まりです。浜矢はポテンシャルはすごくいいものを持っています。すごく一生懸命ですし、なんとか野球を続けたい、なんとかして野球で成功したいという気持ちも強く持っている。浜矢には『4つの課題』を与えます。その課題をクリアしたら、スカウトの皆さんにお見せする浜矢は、全く違う浜矢になっているはずです。楽しみにしてください」