阪神ドラ1佐藤輝が大暴れ 対戦の日本ハム栗山監督「雰囲気ある」西村「柳田さん」
「練習試合、阪神8-5日本ハム」(9日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=が初の対外試合・日本ハム戦に「2番・左翼」で先発出場。豪快に“プロ初本塁打”放つなど、3安打3打点と強烈な存在感を見せつけた。
黄金ルーキーの大暴れは、他球団にも衝撃を与えた。対戦した栗山監督は「野球界に楽しみな選手が入って来たことはいいこと。今日に関してはすごく楽しみにしていた。矢野監督にも伝えました。『楽しみですね』と」と、スター候補の活躍を歓迎。前日には日本ハムでもプレーしていた阪神・糸井と比較していたが、「(似た)雰囲気あるよね。スケール感というかね」とうなずいた。
第1打席でスライダーを右前打された西村は「でかいなと思った。僕のイメージはやはり、柳田さんみたいなタイプかなと思う。そういうイメージを持ちながら投げた」という。真っ直ぐで空振りも奪ったが、威圧感も感じたようで「真っ直ぐを豪快に振ってきました。(安打は)うまいこと打たれました」と振り返った。
本塁打を打たれた鈴木健は「引っかけて真ん中に入ったスライダー」とし、「前の打席も見ていて、いいバッターだなと思っていました。実際に対戦して改めてすごいバッターだと感じました」とコメントした。