オリックス・中川圭 技ありの一発 「風ですよ」と謙そんも中嶋監督「いい感じ」【NPB】
「オリックス紅白戦、紅組6-1白組」(9日、SOKKENスタジアム)
紅組の2番に入った中川圭は初回無死一塁に左前打で好機を拡大すると四回には育成・中田の142キロを捉え左中間スタンドに運ぶ一発を放った。
本塁打については「風ですよ」と謙そん。「ホームランより一打席目の安打の方が良かった。球の捉える感触とインサイド寄りのボールに反応して打てたので」と振り返った。
昨季は期待されながらも打率・146、2本塁打、13打点と不振に終わった。
オフにはヤクルト・内川と合同自主トレを行い刺激を受けた。
「まだ1カ月しかたってない。経験が生きるのはシーズンが終わってから。日々、練習してやっていきたい」
中嶋聡監督は「キャンプの最初からいい感じだなと見ていました。そこに結果も伴ったというところですね。去年は振るというか、長打を求めていたのが今年は素直にコンタクトするのがテーマなのか、きれいに右左に打てている」と評価していた。