楽天・マー君、NPBストライクゾーンに適応だ 全球種投じて確認【NPB】
「楽天春季キャンプ」(9日、金武)
楽天の田中将大投手(32)が、チーム合流後2度目のブルペン入り。審判も付けて54球の投げ込みを行い、ボール、マウンドに加えて、NPBのストライクゾーンへの適応も進めている。
入念なコミュニケーションで微調整を重ねた。打席に人を立たせた中で、捕手には事細かく構えるコースを指定。きわどいコースをボール判定されると「ちょっと外れてますか?」と審判に確認しながら、この日も全球種を投じた。
一般的にメジャーのストライクゾーンは日本と比べて、内角が狭く、外角が広いとされる。自身もメジャーから日本球界に復帰した経験のある石井監督は「コントロールの良いピッチャーなので、心配はないと思う」と語り、右腕の順応状況に不安はない。
ここまで別メニュー調整を続けてきた右腕は11日からの第3クールで全体練習に加わる見込み。2月中の実戦登板に向けて、また一段階ギアを上げていく。