ソフトバンク・甲斐、城島氏から熱血指導 「ジョースローイング」授かった

 「ソフトバンク春季キャンプ」(9日、宮崎)

 ソフトバンクの甲斐拓也捕手(28)が、城島健司球団会長付特別アドバイザー(44)から変幻自在の「ジョースローイング」を伝授された。自身と同じく強肩でならした大先輩に、一定の形だけではなく、どんな体勢からでも自在に安定したスローを繰り出せるように約30分薫陶を受けた。

 サブグラウンドでの熱血指導。城島アドバイザーが「(盗塁刺しは)一発の勝負だからね。やっぱりいろんなバリエーションを持っていたほうがいいよ」と声を掛け、身ぶり手ぶりでのアドバイスを送った。

 「見てもらい、教えてもらうことは間違いなくプラス」と甲斐。4年連続4度目のゴールデングラブ賞を獲得しているが盗塁阻止率は2019年が・342の4位、20年は・328の2位。

 同アドバイザーに「こういう機会は本当にありがたい」と感謝し、恩返しとして「今年は意識して1番を取りたい」と3年ぶり1位奪回を目指していく。

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