オリックス・紅林“なんちゃって中田翔”で3ラン「構えは威圧感あっていい」【NPB】
「オリックス紅白戦、白組1-6紅組」(9日、SOKKENスタジアム)
オリックスの2年目、紅林弘太郎内野手(19)が9日、紅白戦でチーム初本塁打を放ち、定位置獲得をアピールした。
“なんちゃって中田翔”が魅せた。初回無死一、二塁の好機、追い込まれながらも本田の内角145キロを左翼スタンドまで運ぶ3ランにした。
「いい打球だったと思います」
自画自賛した一発は「大幅に変えた」という構えと意識から生まれた。少し前傾した構えは中嶋監督から「“なんちゃって中田翔”みたいな格好してる。構えおかしいやろ、鏡見てみぃと言ったら『あれ?格好悪い』って言ってた(笑)」といじられたこともあった。ただ本人は「自分の魅力は長打力だと思うので。構えは威圧感あっていいと思います」とお気に入りだ。
昨年はプロ初打席初安打を記録した期待の大砲候補。「めちゃくちゃ食いました」と1年間で11キロの増量に成功。186センチ、95キロの体格は“本家”にも負けていない。
愛称は“ベニー”。いじられキャラが2年連続最下位のチームに新風を吹き込む。