巨人 国際協力機構とフィリピン・ミンダナオ島の野球少年対象のオンライン教室共催
巨人と国際協力機構(JICA)は10日、フィリピン・ミンダナオ島の野球少年を対象としたオンライン野球教室を共催した。
「ジャイアンツアカデミー」のコーチらが野球の練習方法や自宅でできるエクササイズをレクチャー。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、「スポーツを通じた国際協力」の一つのあり方を提示した形だ。
フィリピンでは、バスケットボールやバレーボールの人気が高いといわれるが、ミンダナオ島のダバオ市は、フィリピンの他の地域に比べて野球が盛んだという。巨人とJICAは業務協力協定に基づいて、昨年1月にダバオ市で野球教室を初めて開催した。
オンラインの野球教室で子供たちは喜び、楽しんでいたという。講師を務めた巨人OBで「ジャイアンツアカデミー」の辻東倫(つじはるとも)コーチは「教えていて画面越しにやっている子供たちもいてくれた。実際に教えてレベルアップしている姿も見られた。非常にうれしく思いました」と手応えも口にしていた。