ソフトバンク周東 侍ジャパン入りへ意欲 稲葉監督視察に「やはり意識した」
「ソフトバンク春季キャンプ」(10日、宮崎)
ソフトバンクの周東佑京内野手(25)が日本代表の稲葉篤紀監督(48)の視察を受けて、改めて代表入りへの意欲を燃やした。
周東は2019年のプレミア12で代表入りし、ここ一番持ち前の俊足を発揮して世界一に貢献。昨季は“世界新”の13試合連続盗塁を決めるなどシーズン50盗塁をマークして、自身初の盗塁王に輝いた。
今キャンプは右肩不安からB組スタートになっているが、すでにシートノックに合流するなど「痛みも怖さも違和感もない」と言いきった。稲葉監督はB組の練習にも足を運んで、周東の動きに目をやった。周東もその視線を感じ、「今日は稲葉監督を意識しないようにと思ったけど、やはり意識をした。緊張感があった」と振り返った。
「まずはチーム内の競争に勝ってレギュラーをとらないと代表にも呼ばれない。出塁率3割後半。そうすれば昨年の盗塁数は超えられると思う」
また、この日は25歳の誕生日。「B組の集合の時、みんなに祝福してもらえて嬉しかった。1年間レギュラーで出て、良い成績を残す一年にしたいと思います」と笑顔を浮かべた。