ソフトバンク リチャードが強烈弾 泉から左翼席へ「結果を残したい」
「ソフトバンク春季キャンプ」(10日、宮崎)
ソフトバンク期待の大砲候補・リチャード内野手が、シート打撃で“今季1号”を放った。
2打席目だった。昨季一軍で40試合に投げた右腕・泉の直球を完ぺきにとらえると、打球は弾丸のように左翼席へと豪快に飛んでいった。「ホームランは一番いい結果なので、良いアピールになったと思います」と声を弾ませた。
リチャードは昨季開幕前に支配下登録され、ウエスタン・リーグで本塁打と打点の二冠王に輝いた。育成時代から王会長に目をかけられ、今春のキャンプでも毎日のように熱視線を送られている。
「このキャンプでは思いっきり振らないことを練習しています。シート打撃の後にも『あれぐらいのスイングでも(スタンドまで)行くんだから。これを続けていきなさい』と言ってもらえました」
21歳のブレイク候補は「期待してもらっているのを感じます。今季は一軍で結果を残したい」と張りきった。