桑田真澄氏「僕が来ても劇的には変わらない」 地道な指導で巨人軍に恩返しへ

 巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)がインタビューに応じ、15年ぶりに古巣に復帰した“経緯”を明かすと同時に、原辰徳監督(62)との深い絆やコーチ像などを熱く語った。また阪神・藤浪晋太郎投手(26)には異例の“エール”を送った。担当記者がインタビューの感想を語った。

  ◇  ◇

 意外だと感じた。電撃的に古巣復帰を果たした桑田投手チーフコーチ補佐。現役時代は球界屈指の名投手として活躍したレジェンドだが、その発想は現実的だった。

 「勘違いしている人が多いと思う。僕が来たら、何かすごい変わるんだっていう印象を持たれる。そんなに劇的には変わらないですからね」。一人のコーチが入閣しても突然、変革が起こるわけではない-。「ただ、少しでも彼らの良さを引き出してあげたいなと思ってます」と地道な指導を心がける。

 感謝の思いは決して忘れない。「親に育てられて、PL(学園)に育てられて、長く巨人に育ててもらった。ありがたいなと思います」。自身を磨き、成長させてくれた巨人軍。恩返しを果たすために、熱いハートで包み込むように若い投手らを育てていくのだと思う。(デイリースポーツ巨人担当キャップ・伊藤玄門)

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